■ 住職あいさつ 当寺は浄土宗で、本山は京都の知恩院です。 皆さんは手を合わせることをどのようにお考えですか。 お参りしないとバチがあたる。良い事がない。仏様がいて私達に何か不思議な力を与えると思ってはいませんか。仏教の教えの根本は『縁起』であり、『我』を考える教です。故に曹洞宗の開祖、道元禅師は『仏道を習うとは、自己を習うなり』と言われました。私が自分の力で生きている。私中心だとうまくいきません。私達は『縁』を頂きこの世に生を受けました。有難いことです。受けたということは自分で生まれたのではありません。縁を頂き天地万物の生かそうとする力の中に生を受け生かされているのです。 人間は自己中心だと苦しくなります。腹が立ちます。私の意のままになるのは私だけで、周囲の物事、人は自分の力では何もなりません。念仏することは天地万物すべて私を生かさせて頂いている仏に帰依する(仏にまかせる)ことによって生きていると思っている自分から、生かされている自分に変わらせてもらうことです。私の物の受け取り方を信仰し、念仏することによって変わらせて頂くのです。 自分の修行によって悟りを開き仏になることは今(末法)の私達には困難なことで、念仏を申すことによって仏様に救って頂くのです。そして死後、念仏を心から申した人は西方極楽浄土(苦しみの無い世界)に生まれ(往生)四十九日間修行し、仏になって残った人々を守るのです。 住職 立松 敬康 ■ お檀家の皆様へ ご心配なことが御座いましたら、微力では御座いますが、ご相談ください。信仰・墓地・永代供養・葬儀・家のこと、相続等又、お檀家の中には様々な職業の方がいて相談出来ます。お寺とお檀家は末永いお付き合いで相互に信頼しつつ協力していきたいと思います。特に一人で暮らして見える方はお寺との連絡を密にしておかれると良いと思います。 ■ 葬儀について 葬儀について、大切な方をお送りする葬儀は出来る限りの誠を尽くして故人を送りたいものですが、経済的事由等、ご心配なことが御座いましたら事前にご相談頂けると安心されると思います。遠慮なく、ご連絡ください。 ■ 納骨について 相続人がなく、墓地建立を心配してみえる方、ご相談ください。合祀墓もございます。 ■ 朱印について 金文字の朱印が御座いますので事前にご連絡ください。志納料500円です。 ■ 永代供養について 南北墓地にそれぞれ永代供養塔がございます。永代供養料は一霊30万円です。事情があっ て墓地を建立できない方も納骨されています。納骨料は10万円ですが年忌、春秋彼岸、施餓鬼等ご参加いただきます。当山の永代供養は宗派の異なる方、神道の方は俗名で毎月、月命日に朝の勤行で末代ご回向されます。 〇 永代供養料は一霊30万円 〇 納骨料は10万円 ■ 当山の墓地 道を挟んで南北に墓地があり檀家になられた方のみ分譲しています。寺院の墓地は大変便利です。彼岸、施餓鬼、年忌後墓参できます。※お車で来園される方は、当園駐車場か、お近くの公共駐車場をご利用ください。 〇 永代使用料は30万円~ ■ 年間行事 朝の勤行 花まつり 御忌会 春秋彼岸法要 夏の施餓鬼法要 盆棚経(八月になると全てのお檀家のお宅に伺います。初盆の方は八月十三、十四、十五で回ります。) 七五三